2023.12.16

外壁塗装トラブル回避ガイド:業者選定の前に読むべき基礎知識編

残念なことでは有りますが、外壁塗装や住宅リフォームをめぐる不誠実な業者の問題が断続的に発生しています。このような業者に惑わされずに済むよう、本記事ではその常套手段と適切な対応策を明快に説明いたします。特に、個人の家庭を持つ方々は、この問題を他人事と見なすことなく最新の注意を払って塗装業者を選定してください。

1住宅リフォームを巡る不正業者からの相談数

住宅のメンテナンス、特に外壁塗装などのリフォーム分野では、悪質と思われる業者によるトラブルが発生しています。トラブルになりそうな業者に発注をしないで済むように、常套手段と有効な対策をわかりやすくご説明します。戸建て住宅にお住まいで外壁塗装をご検討の方は特に要チェックです。国民生活センターによれば、2020年度のリフォームに関する悪質な訪問営業や検査商法に起因する相談は、14,000件を超えています。契約を急かす手口により不必要な工事をしてしまったケースや、「署名・捺印は無害」と言われて契約させられた事例が数多く報告されています。さらに、「点検」と称して訪問した後に不当な高額塗装工事を奨める手口や、工事を強要されたケースも見受けられます。塗人での徹底した対応!!これらのデータを基に、私たち塗人ではお客様に対して虚偽の説明は勿論ですが、少しでも誤解を与えるような説明は避けてメリットやデメリットまでをしっかりとお伝えさせていただき、しっかりとご納得いただいた状態でご契約をいただくように徹底しています。

2悪質なリフォーム営業の警告サインとその対処法

「理由や根拠のない特別割引」地元の実績を強調し、「特別な割引」を前面に出して営業する業者がいます。実績を理由にした大幅な値引きを提示する場合、本来の価格を調査し、相場との比較を行うことが大切です。極端な割引は、後に品質の問題や追加料金の請求につながる可能性があるため、警戒が必要です。塗人の徹底した努力!!私たち塗人でも値引きをさせていただくことはあります。ただその値引きは、塗料を通常よりも多く仕入れることで原価価格を抑えたり、広告業者に頼ったプロモーションではなく自社のスタッフが頑張ってプロモーションすることで広告費用を減らしています!!そんな努力による経費削減がお客さまへの割引きへと繋がっています!「前払いで割引適用」支払いを前倒しすることで割引を適用するオファーは、悪質な前例があるため、慎重に対応する必要があります。手付金や前払いの要求は、工事完成後の満足度を保証しない可能性があるため、信頼できる業者かどうかを徹底的に確かめるべきです。「独自の特許塗料を使用」知名度のある塗料メーカーの製品に対抗するように、いわゆる「オリジナル塗料」の使用を強調する業者もいます。これらの業者が主張する技術的なメリットや、独自成分については、批判的に検討する必要があります。もしそのようなケースに遭遇したら独自開発の品質を証明する明確なデータを要求しましょう。「即時対応が必要な緊急修理」修理の緊急性を訴え、急いで契約を取り付けようとするケースには注意が必要です。こうしたセールスは、お客様を不安にさせて早期の決断を促す可能性があります。慌てず、第三者の意見や複数の見積もりを取る時間を持つことが肝心です。ただ、本当に緊急を要する場合もあるので、別の業者さんとの打ち合わせの時間を早めに設定することをオススメします。このようなセールスポイントに出会った場合、対処法としては、正当な評判を持つ業者からの見積もりを比較検討することです。また場合によっては地元の消費者センターや専門家に相談することで更に確実な検討へと繋がるかと思います。不明点がある場合は、いつでも契約を見直しやキャンセルできる権利があることを忘れないでください。

3悪質と思われる業者への効果的な対策

もし怪しさを抱くような営業行為に直面した場合、適切な対処法を知っていることが重要です。また、不正な業者を見分けるためのポイントを押さえることも大切です。以下に悪質と思われる業者への対応法についてのアドバイスを記しますので、役立ててください。訪問販売には慎重に訪問販売を行う業者は、時には悪質な意図を持っている可能性があります。そのため、訪問販売員に対しては、始めから懐疑的な態度を取ることが安全策です。「訪問販売=必ずしも悪質」とは限りませんが、訪問された時点で警戒するに越したことはありません。自ら情報を探求し、地元の信頼できる業者を見つけ出す方が、賢明な選択と言えます。急がされる契約からは一歩下がる「ただ今だけの特典」や「急ぎの案件」などと焦らされると、悪質と思われる業者であるリスクがあります。焦る気持ちは理解できますが、「特急の契約はお断りします」という姿勢で一度立ち止まり、冷静になる時間を持ちましょう。家族や知人との協議、または時間を置いてからの再検討が望ましいです。リフォームなどの大きな支出を伴う決断には、時間をかけて慎重に進めるべきです。断り方を明確にする営業担当者を少しでも怪しむような状況があれば、きっぱりと「必要ありません」と伝えるようにしましょう。あいまいな反応は再訪問の誘因になることもあるため、「もう決めています」「考える余地がありません」といった明確な拒否を示すと良いでしょう。平穏を保ちたいという心遣いは理解できますが、断固たる姿勢が自己防衛に繋がります。また、「すでに他社との契約を進めている」などと告げることで、相手に交渉の余地がないことを強調するのも有効です。

4総括

不正な業者は専門知識の欠如を利用し、様々な策略を駆使して契約を促すことがあります。ですが、先に挙げた対策を用いれば、こうした業者を見抜くことが可能ですので、ぜひこれらの情報を活用してください。

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