2024.01.12

梅雨前に戸建ての塗装を終わらせる理由とは?雨の日の外壁塗装について理解しよう!

外壁塗装は雨の日に行うことができるのか、雨中での塗装工事が引き起こす可能性のある問題について知りたいと思う方は多いでしょう。基本的には雨の日に外壁塗装を行うことは避けるべきであり、無理に行うと様々なデメリットが生じる可能性があります。雨が続く状況では、塗装の仕上がりに悪影響を及ぼさないように、さまざまな対策が必要です。本記事では、雨天時に外壁塗装を行う際のデメリットや、雨の続く場合の対策方法について詳しく解説しています。外壁塗装をご検討中の方は、ぜひご参考にしてください。

基本的に雨の日は外壁塗装ができない

通常、雨の日に外壁塗装を行うことは避けるべきです。外壁塗装は通常、複数の塗料を重ね塗りして行いますが、雨が降ると湿度が上昇し、塗料の乾燥が遅れる傾向があります。そのため、塗料が完全に乾燥するまでの時間が長くなり、工期が延びる可能性があります。さらに湿度が高いと、塗料が十分に密着せず、塗装の耐久性や品質に影響を与えることもあります。湿度が高い状態では、塗料がしっかりと固着せず、養生や養生はがしもうまく行えません。養生とは、塗装作業を行う前に塗料が周囲に飛散しないように保護する作業のことです。そのため、雨の日には外壁塗装だけでなく、それに伴う作業もほとんど行えません。ただし、雨の日であっても、全ての作業を中止する必要はありません。天候が悪い日でも行える作業がいくつかありますので、その日の天候に応じて作業内容を調整することで工事をスムーズに進めることができます。工期を遅らせたくない、雨天時でも品質に妥協したくないという場合は、塗装業者に相談することをお勧めします。

塗布面にムラが生じる可能性がある

雨の日に塗装を行うと、雨水が塗料に混ざり込んでしまい、「塗りムラが生じやすくなる」という問題があります。塗りムラが生じると、塗料に水泡が混入してしまい、外観の仕上がりが悪くなります。さらに、雨水によって塗料全体が希釈されてしまい、本来の性能が十分に発揮されず、耐久性が低下する可能性があります。通常、塗装の寿命は5年程度ですが、雨の日に塗装を行うと、1〜2年ほどで塗装が劣化することもあります。水泡によって塗布面が凸凹になることで、劣化だけでなく、ひび割れの原因にもなります。塗りムラは外観の美しさや耐久性に影響を与えるため、雨の日には外壁塗装を行うべきではありません。

工事期間が延長される可能性がある

雨の日に外壁塗装を行うと、「塗料の乾燥が遅れる」「工期が延長される」というデメリットがあります。外壁塗装は1度の塗布で終わることはなく、何度も塗料を重ねて仕上げていきます。しかし、雨の日の湿度が高い状態では、塗料が乾燥するまでの時間が長くなり、重ね塗り作業が十分に行えない場合があります。乾燥に時間がかかるため、工事期間が延長される可能性があります。また、雨天時は作業を一時停止する必要があるため、工期がさらに延びることも考えられます。一般的には、湿度が80%を超え、気温が5℃を下回る場合は、作業を一時停止することが一般的です。雨の日でも行える作業は一部ですが、全体的な工事期間は遅延してしまいます。ただし、一部の業者では雨に強い塗料を使用している場合があります。雨天時に作業を行いたい場合は、一度業者と相談してみることをお勧めします。

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